生物多様性・生態系と食料生産・感染症対策のトレードオフを解消するための昆虫科学共創拠点
体系的番号 |
JPMJPF2406 |
中核機関 |
九州大学
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研究期間 (年度) |
2024 – 2025
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概要 | 気候変動や物流のグローバル化に伴い、地球環境・生物多様性は破綻しつつある。その大きな促進要因は、誰もが必ず求める食糧と健康への欲求であり、地球環境はそのような人類の要求の総和を満たせなくなってきている。このような危機的状況下において、国際的な生物多様性条約は、「人と自然の共生を目指して」を共通テーマとしている。環境問題の中でも特に多様性損失の重要性が広く認識され、その多くに昆虫が密接に関わっている。本プロジェクトでは、「昆虫科学を複合的に利用」することにより、生物多様性、地球環境を損なわずに「人の幸せ、豊さ(多様なWell-being)」を実現できる持続可能な未来社会デザインと昆虫新産業の創生を目指す。
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