体系的番号 |
JPMJTR24RA |
研究責任者 |
谷澤 健 玉川大学, 量子情報科学研究所, 教授
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研究期間 (年度) |
2024 – 2026 (予定)
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概要 | 乱数は我々の社会を支える通信や情報処理において安全性や公平性を担う基盤リソースである。本研究・開発では、真空場の揺らぎを測定することで予測不可能な真の乱数を発生する量子乱数発生技術の飛躍的な高速化に取り組む。光スプリッタを用いた空間多重技術とレーザ光源の並列化を組み合わせて、400Gbit/sの超高速出力レート実現への道筋を拓くことを目標とする。並列化による装置サイズの拡大を抑えるために、ポリマー光回路と電子回路とをプリント基板上に一体で集積する光電融合実装技術を用いる。小型で超高速の量子乱数発生装置を開発して、通信のセキュリティ向上や情報処理の高度化などの様々な応用へと展開することを目指す。
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