金属積層造形技術のための中性子位相イメージングシステム開発
体系的番号 |
JPMJTR24RC |
研究責任者 |
關 義親 東北大学, 多元物質科学研究所, 准教授
|
研究期間 (年度) |
2024 – 2026 (予定)
|
概要 | ものづくり基盤技術の一つとして期待されている金属積層造形技術において、品質保証および高性能な造形品のリードタイム短縮のために、非破壊で実サイズ(cmオーダー)かつ造形用金属粉以下のサイズ(μmオーダー)で空隙分布を定量的に測定可能な中性子位相イメージングシステム開発を行う。中性子イメージングだけではなく、X線イメージングや従来の顕微鏡観察を相補的に利用し、空隙サイズ及び空間分布をより定量的に捉えることで、金属積層造形技術の品質保証および高度化に大きく貢献するプロセスを確立する。さらに引張試験も行い、破壊につながる初期き裂を検知することを目標とする。
|