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高音圧・全指向性・低消費電力の超音波を出力可能な圧電セラミックを活用した環境保全型害虫防除技術の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) ステージI(育成フェーズ)

体系的番号 JPMJTR24UH
研究責任者 中野 亮  農業・食品産業技術総合研究機構, 植物防疫研究部門, 上級研究員
研究期間 (年度) 2024 – 2026 (予定)
概要農業生産におけるフードロスの主因は病害虫である。これらの被害を抑えるために使われる化学農薬の多用は、害虫に抵抗性を発達させるほか、授粉昆虫を含む生態系の破壊、水質汚染、農薬散布労力の増大、残留農薬に起因する不確実な食の安全・安心の原因となる。これら喫緊の課題を克服しつつ持続的な農業生産の実現を目指し、本課題では、主要な農業害虫の蛾類が超音波を忌避する行動習性を活用する。蛾類による農作物への飛来を阻害する「忌避超音波」のパルス長等を行動試験で特定するとともに、高音圧・全方向に少ない消費電力で忌避超音波を出力可能な圧電セラミックを用いた超音波発生装置を試作し、生産圃場に設置して防除効果を実証する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2025-03-26  

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