量子技術応用のためのダイヤモンドスピンキュービット
体系的番号 |
JPMJAP24C1 |
研究代表者 |
大島 武 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 高崎量子技術基盤研究所量子機能創製研究センター, センター長
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研究期間 (年度) |
2024 – 2029
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概要 | 室温でも高効率光読み出しと長コヒーレンス時間を併せ持つダイヤモンド中スピン量子ビットが注目されている。本課題は、材料科学とコヒーレンス制御を融合し、量子センシングや量子通信へ先進的ダイヤモンド技術を応用することを目的とする。共同で推進するダイヤモンド量子技術研究センターは、高機能ダイヤモンド材料による生物医学応用のための量子センシングを実現する。また、光・電子スピンによる量子ネットワーク要素を実証する。
ドイツチームはスピンのコヒーレント制御、量子ビット、フォトニック集積、表面化学に関する専門知識を、日本チームは独自に持つダイヤモンド合成の専門知識や生物医学用センシング応用、量子ネットワーク要素に関する経験を活用する。また両チームは、若手研究者がダイヤモンド量子技術の専門知識を習得できるよう体系化された教育システムを構築する。
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研究領域 | 量子 |