体系的番号 |
JPMJAP24C2 |
研究代表者 |
大森 賢治 自然科学研究機構, 分子科学研究所, 教授/研究主幹
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研究期間 (年度) |
2024 – 2029
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概要 | 量子コンピューティング(QC)は、科学的および社会経済的に重要な量子技術として認識されている。QCのさまざまなプラットフォームの中で、近年、大規模化に向けた有力候補として、冷却原子型プラットフォームが台頭している。この手法では、数百個の原子を量子ビットレジストリとして機能させ、原子間の量子もつれを99パーセント以上の忠実度で生成することが可能である。本プロジェクトは、2国間の研究ネットワークの構築を通じて、冷却原子型QCの開発を加速することを目指す。日独の研究者間、および理論と実験のチーム間の相乗効果を利用する5つの目標を設定し、両国内で冷却原子型QCの研究開発をリードしている専門家によるチームを組織した。日独間の若手研究者の活発な交流をプロジェクトの核とし、ノウハウの普及、新技術の創出、および連帯した研究者の育成を目指す。
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研究領域 | 量子 |