アジアの沿岸生態系保全による自然ベース気候変動対策
体系的番号 |
JPMJSC23E4 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSC23E4 |
研究代表者 |
林崎 健一 北里大学, 海洋生命科学部, 准教授
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研究期間 (年度) |
2024 – 2026 (予定)
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概要 | 本研究は、海草・海藻など沿岸植物の生育を維持・強化して二酸化炭素削減の循環を地域に創造し、自然にも人にも優しい温暖化対策とすることを目的とする。具体的には、沿岸植物の二酸化炭素吸収を高めることによる二酸化炭素削減と、人間社会への便益との総価値を正確・適正に見積り、クレジットとして売買する。また、それを原資にさらなる沿岸植物の増植を図る。
日本側チームは現地調査により行政、企業、地域コミュニティーの現状と要望を、またWEB調査により国民の意識を明らかにする。タイ側およびインドネシア側チームは、日本側チームの技術提供のもと沿岸植物の二酸化炭素吸収量を明らかにする。
これらをもって、クレジット化の基盤を確立し、日本発のカーボンオフセットシステムの導入可能性を探る。
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研究領域 | 環境(低炭素社会) |