日本と台湾の糖尿病高齢者における工学技術を利用したサルコペニア予防のための栄養介入策の構築
体系的課題番号 |
JPMJKB2312 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJKB2312 |
研究代表者 |
山口 裕子 国立大学法人神戸大学, 大学院保健学研究科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2024 – 2026
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概要 | 本研究は、日本と台湾の糖尿病高齢者を対象に、サルコペニア予防のための栄養介入策を構築することを目的とする。具体的には、日本側チームは摂取した食事などのライフログをスマートフォンで管理するアプリや骨格筋機能測定機器等のAI 技術の開発を行い、台湾側チームは行動や生活環境に関する質問紙の作成や骨格筋測定評価の信頼性・妥当性の検証を行う。日本、台湾それぞれで糖尿病高齢者に参加頂き、上記の調査を実施することで、食生活などの生活環境と骨格筋機能低下との関係を調査する。本研究を通して、社会・経済・文化的背景の異なる日本と台湾の共通性と特殊性を明確化し、日本と台湾における高齢者糖尿病と骨格筋機能低下との悪循環を栄養介入によって断ち切るための方策を見いだすことが期待される。
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研究領域 | AIシステム構成に資するナノエレクトロニクス技術 |