持続可能な水質浄化のための光活性なMo₆クラスタ/半導体ナノコンポジット (PHOTOMOS-H₂O)
体系的番号 |
JPMJSC23C4 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSC23C4 |
研究代表者 |
菅原 義之 早稲田大学, 理工学術院, 教授
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研究期間 (年度) |
2024 – 2026
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概要 | 本研究は、モリブデンクラスタと半導体を組み合わせた光触媒を利用して、可視光を活用した水質浄化法の確立を目的とする。具体的には、日本側チームは、酸化物半導体ナノ粒子・ナノシートの作製およびその表面修飾、ならびにモリブデンクラスタと酸化物半導体ナノ粒子・ナノシートの複合化を行う。チェコ側チームはモリブデンクラスタの作製と光物理測定と除菌実験、フランス・オルレアン大学チームはグラフェンの作製とその表面修飾、複合体の作製と評価、ならびにポリマーとの複合化、フランス・国立科学研究センターチームは液相法によるフィルム作製と微小角入射X線回折、スペイン側チーム(in-kind参加)はX線光電子分光と光触媒による有害物質の分解を行う。これらのチームによる共同研究を通して、可視光を利用したCO2の排出量の少ない、費用対効果が高く高効率な水質浄化法を確立し、都市の持続的な水質浄化システムの構築に寄与する。
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研究領域 | カーボンニュートラルな都市の実現に向けたソリューション |