体系的番号 |
JPMJSC23C1 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSC23C1 |
研究代表者 |
青木 芳尚 北海道大学, 大学院工学研究院, 教授
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研究期間 (年度) |
2024 – 2026
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概要 | 本研究では、CO2+4e-→C+O2を正極反応とするアルカリ金属-CO2電池の概念実証を行い、蓄電とCO2の固定化を同時に達成する電池反応の実現を目的としている。日本側チームは、CO2溶存有機電解液での正極反応に効果的なペロブスカイト型酸化物(La,Sr)(Mn,Fe)O3-δの材料探索、および電極反応下でのオペランド放射光分光による触媒活性因子抽出を行う。トルコ側チームは、CO2の選択溶解に効果的な有機電解液の開発を行う。またポーランド側チームは、電池反応によって生じる炭素を効果的に蓄積する1次元ナノチューブ電極を開発し、またこれらを統合したフルセルの構築と電池の概念実証を行う。3ヵ国の研究を通じて得られる成果は、カーボンニュートラルを追求する有望な技術である、エネルギー貯蔵とCO2固定を統合した新概念の電池である。
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研究領域 | カーボンニュートラルな都市の実現に向けたソリューション |