人間中心の災害デジタルツインの構築とコミュニティ・レジリエンスの向上
体系的番号 |
JPMJSC2311 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSC2311 |
研究代表者 |
越村 俊一 東北大学, 災害科学国際研究所, 教授
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研究期間 (年度) |
2024 – 2026
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概要 | 本研究は、デジタルツインの概念を災害科学に拡大し、人間中心のデータを活用した「災害デジタルツイン」を構築し、コミュニティのレジリエンス向上に資することを目的とする。
日本側チームが提唱する災害デジタルツインとマルチエージェントシミュレーションの枠組を活用し、災害時に個別なケアを必要とする高齢者に焦点を当て、米国側チームが構築しているCareDEXに整備された対応者、施設の介護者、高齢者の間で個別化されたケア情報をデジタルツインに導入する。
両国チームによる優れた技術を相補的に統合することで,困難な身体的状況(生命維持に必要な器具の必要性,運動能力低下)や認知疾患をもつ高齢者が災害時に生き延びるための政策設計を促す方策を、「仮想災害都市(VDC)」における様々なシミュレーションによって導き出すことが期待できる。
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研究領域 | 人間中心のデータを活用した災害レジリエンス研究 |