社会的少数者に配慮した事業の災害レジリエンスを向上させるための先進的なデータベースと方法論に関する研究:中小企業における労働者不足と外国人労働者
体系的番号 |
JPMJSC2310 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSC2310 |
研究代表者 |
梶谷 義雄 香川大学, 創造工学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2024 – 2026
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概要 | 本研究は、災害復興で鍵となる中小企業のレジリエンスを向上させるための手法を導き出し、持続可能でより良い地域の復興に貢献することを目的とする。
米国側チームはマイノリティや女性が経営する企業、日本側チームは労働力・後継者不足の企業や移民労働者に焦点を当て、社会的に脆弱性の高い層と災害影響の関係を明らかにする。このために、災害復興過程における動的な事業回復力を分析するための理論的枠組みを構築し、高度な計量経済学的手法を用いた適切なレジリエンス評価指標を導き出す。
日米両国の中小事業者を対象としたデータ収集・分析によって、リスクの高い企業や労働者の支援、資源の効率的活用と公平な復興を促進するための政策の導出や、事業者が取り得る対策とその効果を明らかにするためのデータベースを構築、国際レベルで信頼性を実証する機会となる。
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研究領域 | 人間中心のデータを活用した災害レジリエンス研究 |