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革新的グリーンテクノロジー:タイ国イサーン地方におけるPM2.5の削減と再生可能エネルギー生産のためのサトウキビの葉からの耐熱域におけるバイオ・ハイタンの生産

研究課題

国際的な科学技術共同研究などの推進 日ASEAN科学技術・イノベーション協働連携事業(NEXUS) 国際共同研究

体系的番号 JPMJNX25B2

研究代表者

今井 剛  山口大学, 大学院創成科学研究科, 教授

研究期間 (年度) 2025 – 2027
概要本研究は、タイ東北部(イサーン地方)で廃棄されているサトウキビの葉を活用し、再生可能エネルギーであるバイオ・ハイタン(水素+メタン)の革新的発酵プロセスである耐熱域減圧メタン発酵の開発を目的とする。 具体的には、日本側は「45度付近の耐熱域メタン発酵」と「減圧メタン発酵」の基礎技術を提供する。タイ側は、サトウキビの葉の水熱処理による可溶化と、その可溶化液を使ったバイオ・ハイタン生産を「45度付近の耐熱域+減圧」発酵(ベンチスケール)で実施する。 両国の研究チームによる共同研究を通して、タイ東北部の煙害(PM2.5)への対応策を提案し、農業残渣(サトウキビの葉)の再生可能エネルギー転換の道筋を示すことを目指す。本プロジェクトの実現により、脱炭素社会の達成に貢献することが期待される。
研究領域日本-タイ「グリーンテクノロジー」

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2025-07-16  

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