気候変動と人間活動に対する草原とゴビ砂漠のエコシステムレジリエンスを評価する統合モデリングのためのデジタルネットワークプラットフォームの開発
| 体系的番号 |
JPMJSA2502 |
研究代表者 |
長井 正彦 山口大学, 大学研究推進機構 応用衛星リモートセンシング研究センター, 教授
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| 研究期間 (年度) |
2025 – 2030
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| 概要 | 本研究は、環境に対して脆弱(ぜいじゃく)な生態系を持ち、国土の76パーセントが土地の劣化や砂漠化の影響を受けているモンゴルにおいて、気候変動や人間活動に対する草原やゴビ砂漠のエコシステムレジリエンスを総合的に評価するために、衛星データと現地観測データの統合によるセンシング技術開発とプラットフォーム開発による情報基盤、さらに生態系モニタリングのための統合レジリエンス指標開発を目的とする。具体的には、広大な中央アジアにおいて衛星データを利用した先駆的な情報提供サービスの開発を目指し、生態系の脆弱性評価に関する指標とモンゴルにおける科学的な政策や意思決定のためのツールを提供する。将来的には、鉱山開発による土地劣化、未舗装道路の使用にともなう裸地化範囲の拡大などに対する環境保全に配慮した、モンゴルの社会・経済の持続的発展に寄与するビジネスを創出することが期待される。
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| 研究領域 | 環境・エネルギー(地球規模の環境課題) |