| 概要 | 赤外分光法は、分子を識別する技術として、医薬品の研究開発、食品等の化学分析、環境計測など、さまざまな分野で利用されてきたが、近年、健康問題、食料問題、環境問題の重要性が増しており、その課題を解決するために、より高分解能での局所分析、より高感度な分析の必要性が高まっている。
本研究では、申請者が世界に先駆けて実現した超小型で高速変調が可能なグラフェン熱光源デバイスを用いることで、バイオの分野で望まれている一細胞内の分子の分布を無染色で観察できる高時空間分解能の赤外分光・顕微装置の開発に挑戦する。また、基盤となるグラフェン光源チップの性能向上や解析に必要となる数理技術を構築するとともに、グラフェン光源チップの特長を活かした応用開拓も進める。
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