| 概要 | Synprexに含まれる新プロセス原理(反応工程の熱分解および揮発成分・炭化物(チャー)の改質・ガス化への分割、反応系内循環型カリウム触媒の適用、タールの多段分解・消去、合成ガス顕熱による熱分解駆動)の有効性を5 kWth規模のベンチスケール試験によって明らかにし、合成ガス収率(原料低位発熱量基準) > 95%、合成ガス中タール濃度 < 1 mg/Nm3、同炭化水素濃度 < 2%、カリウム触媒リサイクル、灰トラブル回避などのプロセス性能を実証する。試験結果を定量的に説明する最先端の粒子・流体・反応シミュレーション法を開発し、その成果に基づいて30,000トン-バイオマス/年(18,000 kWth)規模のフルスケールプロセスの基本設計を行う。
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