| 概要 | 本課題は、水銀汚染の評価を行う際に、動物を指標動物として取り入れ、水銀濃度と人獣共通感染症や人の保健衛生との関連を解析し、ワンヘルスの視点から持続可能な環境保全と感染症対策に繋げることを目的とする。南ア、ガーナ、日本の3カ国にまたがる水銀汚染評価チーム、人獣共通感染症チーム、保健衛生チームが連携して課題を遂行する。南アおよびガーナでの検体採取は3カ国が協力して行う。水銀汚染評価チームは、南アのノースウエスト大学および東京農工大学において、環境検体および動物検体から冷蒸気原子吸光法により水銀濃度を測定する。人獣共通感染症チームは、ガーナの野口記念医学研究所にてDNA抽出を行い、日本へ輸送した後、次世代シークエンスにて病原体の網羅的解析を行うとともに、リアルタイムPCRにより病原体(例:トキソプラズマ原虫,クラミジア細菌)を検出する。保健衛生チームは、南アとガーナにて、住民へのアンケート調査およびキーパーソンへのインタビューを実施する。日本とアフリカの研究者が継続的かつ密接に連携し、環境汚染、生態系、公衆衛生を統合的に評価することで、日本を中心とした国際協力体制の強化と、国際的な頭脳循環の促進を図る。
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