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海洋窒素固定― シングルセルから変動する気候における生物生産力の予測まで

研究課題

国際的な科学技術共同研究などの推進 国際科学技術共同研究推進事業 SICORP CONCERT-Japan(SICORP)

体系的番号 JPMJSC25C4

研究代表者

増田 貴子  水産研究・教育機構, 水産資源研究所, 主任研究員

研究期間 (年度) 2026 – 2028
概要本研究は、海洋の窒素固定が温度の変動により細胞レベル、集団レベル、コミュニティーレベルでどのように影響を受けるかを理解し、将来の海洋の生産性予測を改善することを目的とする。種内および種間相互作用が地球温暖化に対する応答をどのように形成するかを解明し、生態系モデルにおける窒素固定生物のパラメーター化を可能にする。異なる時間スケールの昇温に対する海洋の窒素および炭素循環を網羅的に解析し、擾乱(じょうらん)を仮定したモデルを用いて生物生産力を推定することで、気候変動下での将来の海洋窒素固定と一次生産性の予測を改善する。 日本チームは、海洋観測および船上培養実験により実海域の窒素固定生物の群集構造および代謝活性を解析するとともに、昇温に対する応答を定量的に評価する。チェコチームは、培養実験により異なる窒素固定生物における異なる変動時間スケールでの細胞間不均一性を解析し、昇温への窒素固定生物群ごとの応答機構を評価する。ドイツチームは、培養株を用いたエネルギー収支・酸化還元バランスの解析を行うとともに、各チームの成果を統合して窒素固定生物群集を新たに生態系モデルに導入する。3 チームの共同研究により、生理学的解析、実海域観測、理論を統合した生物生産力推定を行い、温暖化における海洋生産性予測の精度向上を図る。
研究領域海洋:気候変動緩和策と適応策

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2026-03-26  

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