沿岸湿地の多目的活用に向けたブルー・グリーンインフラ整備と評価手法の構築(Coast-blue-greenprotect)
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JPMJSC25C1 |
研究代表者 |
池口 明子 横浜国立大学, 教育学部, 教授
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| 研究期間 (年度) |
2026 – 2028
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| 概要 | 本研究は、沿岸湿地の利用と価値調査に基づいて持続性評価の枠組みを提示し、将来の統合的湿地インフラ整備のモデルを構築することを目的とする。特に近年国際的な政策協議で重要視されている自然との関わりの価値、すなわち関係価値の調査と評価を重視しながら、ブルーカーボン事業を組み込んだ統合的な湿地利用の実現を目指す。これにより整備された沿岸域は、気候変動を緩和するための高い炭素貯蔵能力とともに、社会的・文化的価値を実現しつつ、災害の影響を軽減する緩衝帯としての機能も担う。
日本チームは沿岸コミュニティーの社会特性に基づく湿地の利用・価値の解析、およびその生態系との関連分析を行う。ドイツチームは沿岸水域の環境評価や、これに基づく廃棄物管理などに強みを持ち、多目的利用インフラの最適化分析を行う。ポーランドチームはリモートセンシングと GIS による湿地生態系の分析により、生態系サービスの空間解析と炭素貯蓄力評価を結び付ける。日欧の共同研究を通して、炭素貯蔵機能を持つ健全な沿岸湿地の再生に貢献すると同時に、文化・社会的評価と生態学的な評価を加え、沿岸域の多様な価値実現への計画手法を提案する。
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| 研究領域 | 海洋:気候変動緩和策と適応策 |