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気候変動に適応した果樹共生微生物群の活用による持続可能な農業革新

研究課題

国際的な科学技術共同研究などの推進 国際科学技術共同研究推進事業 SICORP AJ-CORE

体系的番号 JPMJSC26A2

研究代表者

渡辺 大輔  奈良先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 准教授

研究期間 (年度) 2026 – 2029
概要近年の気候変動により環境ストレスが激化し、果樹の生産性や品質に深刻な影響を及ぼしている。一方、アフリカ在来の野生果樹の中には、過酷な環境下でも良好に生育するものが知られており、その適応力の背景には未解明の微生物群集の存在が示唆されている。本研究では、干ばつに強い果樹共生微生物群の構造を明らかにし、乾燥耐性に関わる有用微生物とそのメカニズムを同定することを目的とする。さらに、それらを活用したバイオ肥料の開発を通じて環境調和型の果樹栽培技術の確立を目指す。アフリカ側チームのうち、南アフリカは根圏マイクロバイオームの解析、有用微生物の機能評価、初期施用試験を担当し、苗圃や菌株の提供を通じて現地での実証にも貢献する。ボツワナは微生物の単離・育種、ジンバブエはバイオ肥料の調製と実用化を担う。日本側チームは、有用微生物間の相互作用(渡辺)や乾燥耐性遺伝子(両角)の解析を通じ、果樹共生微生物による植物の環境耐性獲得メカニズムを分子レベルで解明する。本共同研究により、アフリカ特有の極限環境における植物-微生物共生現象を日本のバイオサイエンスの力で解明し、持続可能な次世代型農業技術への展開が期待される。
研究領域地球環境科学

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2026-08-17  

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