世界的気候変動に備えた南アフリカ、ケニア、日本におけるヒツジのマダニ、マダニ媒介性疾病、消化管寄生虫症に対する抵抗性遺伝因子の同定
| 体系的番号 |
JPMJSC26A3 |
研究代表者 |
中尾 亮 北海道大学, 獣医学研究院, 准教授
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| 研究期間 (年度) |
2026 – 2029
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| 概要 | 本研究は、ヒツジに甚大な健康被害をもたらす寄生虫感染に対して、化学防除剤に依存しない、より効果的かつ長期的に有効な防除法の開発を目的とする。すなわち、日本、南アフリカ、ケニアの異なる環境で飼養されているヒツジを研究材料として、寄生虫感染に抵抗性を示す遺伝マーカーを同定する。具体的には、日本側チームは情報解析技術を他国に提供し、環境および疫学データからヒツジの寄生虫感染抵抗性に関与する遺伝マーカーの同定をサポートする。一方、南アフリカ側チームは、自国で飼養されるヒツジ品種の疫学データ収集、および寄生虫抵抗性を高める育種戦略の開発を担う。また、ケニア側チームは寄生虫の検出やヒツジの免疫反応を定量化し、育種効果をモニタリングし、研究戦略を改良するためのフィードバックを担当する。それぞれ異なる専門性を有し、気候環境が著しく異なる3カ国のチームによる共同研究を通して、広く他の国においても実践できるヒツジ育種戦略の開発が期待でき、世界的気候変動を迎える人類の持続可能な羊肉生産活動に貢献する基盤技術の創出につながる。
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| 研究領域 | 地球環境科学 |