南大洋におけるエアロゾル微量元素の沈着と生物利用可能性
| 体系的番号 |
JPMJSC26A7 |
研究代表者 |
伊藤 彰記 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 地球環境部門(環境変動予測研究センター), 主任研究員
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| 研究期間 (年度) |
2026 – 2029
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| 概要 | エアロゾルは、栄養素、生物利用性、および潜在的な毒素の有無によって、生産性を向上させるか、または害を及ぼす可能性がある。しかし、南半球は大気が清浄と考えられ、大気エアロゾル発生源固有の影響評価がなされていない。そのため、エアロゾル発生源からの沈着量の算出とその影響評価には多大な不確実性が存在する。それ故、本研究の意義は、陸地および海洋での観測と先駆的なエアロゾル鉄モデルを組み合わせて、人間活動および乾燥土壌から供給されるエアロゾル鉄の発生源寄与を解明し、沈着量を算出することである。砂嵐は突発的に発生することから、その評価のため、砂漠付近に位置する観測所における異なる季節での大気質測定を実施する。海洋への沈着を正確に算出するために、船舶による観測を実施する。これらの観測データを用いて、エアロゾルモデルの予測再現性を向上する。観測により裏付けられた沈着量を用いて、海洋生態系への影響を評価する。それらにより、国際的な研究テーマとして掲げられる目標のうち、人間活動に伴う海洋へのエアロゾル供給が引き起こす地球規模の海洋環境の変化および気候変動への影響を明らかにする研究へ貢献する。さらに、アフリカ諸国の若手研究者育成に貢献することが、本プロジェクトのユニークな点になる。アフリカ諸国と日本の科学コミュニティにおいて持続可能な関係性を築くためにも不可欠である。そのため、この提案では、アフリカ人と日本人学生を含む次世代が地球環境の保全を追求するよう支援する。
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| 研究領域 | 地球環境科学 |