| 体系的番号 | 
      JPMJER8602 | 
     
    
    
     
      | DOI | 
      https://doi.org/10.52926/JPMJER8602 | 
     
    
    
      
        
          研究代表者 | 
          
          後藤 英一  神奈川大学, 理学部, 教授
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     | 研究期間 (年度) | 
     
      1986 – 1991
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    | 概要 | 磁束量子は、情報処理の観点からみると、高速動作が可能、熱の発生が極めて少ない、空間を介した回路結合が可能という特性を秘めています。本プロジェクトでは、この磁束量子が情報信号の媒介となりうるか、さらには回路化、高集積化することにより超高速コンピューターとして使えるかについて探求しました。研究により、パラメトロンの原理をもとに超伝導回路内の磁束量子に変化を起こさせる素子(磁束量子パラメトロン)を作成し、これを用いた回路で、16GHzの超高速スイッチング動作等を実現しました。さらに、磁束量子パラメトロンに適したコンピューターアーキテクチャの構築、レーザ光掃引による極微弱磁場環境の実現など、超高速情報処理体系の実現の手掛かりを得ました。
    
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