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古沢発生遺伝子プロジェクト

研究課題

戦略的な研究開発の推進 戦略的創造研究推進事業 ERATO

体系的番号 JPMJER8703
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJER8703

研究代表者

古沢 満  第一製薬株式会社, -/分子生物研究室, 取締役、室長

研究期間 (年度) 1987 – 1992
概要生物の初期発生過程における形態形成と、生殖細胞の分化を支配する遺伝子の探索および制御機構の解析に重点を置いて研究しました。研究では、先ず、超微量のDNAを簡単に増幅・取得する方法、異なった組織・細胞間の微妙なDNA構造の差を認識して単離する方法や、完全なmRNAカタログを作成する為の均一化cDNAライブラリーの作成、正常な機能・性状を持つ不死化細胞株の樹立法等の応用範囲の広い技術を開発しました。さらに、これをもとに研究を進め、アフリカツメガエルの初期生殖細胞で発現しているvasalike遺伝子や、マウスの始原生殖細胞に特異的に発現している新しい転写制御因子遺伝子を発見したり、マウスの脳に特異的にDNA一次構造変異が起こっていること等を見出しました。また、進化についても考察し、新しい不均衡仮説を提唱しました。

報告書

(1件)
  • 1992 終了報告書 ( PDF )

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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