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永山たん白集積プロジェクト

研究課題

戦略的な研究開発の推進 戦略的創造研究推進事業 ERATO

体系的番号 JPMJER9004
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJER9004

研究代表者

永山 国昭  東京大学, 教養学部, 教授

研究期間 (年度) 1990 – 1995
概要たん白質は、生命の基本物質として生体構造の組み立てと活動機能の両方に役立っています。たん白質はお互いに相手を認識し、自律的に集合し、大きな構造体を作り上げます。生物が持つこのすぐれたモノ作りの原理を「人間の工学」に応用する研究を進めました。その結果、“たん白質の自己集積化技術”に関して新しい展望が開けました。具体的には i)超分子(複合蛋白質)の作成、ii)たん白質2次元集積体および微粒子2次元集積体の作成、iii)たん白質の凝集制御に新しい方法を見出しました。また固体、液体表面の微粒子集積、簿膜作成の新しいその場観察法を開発しました。たん白質や微粒子を2次元的に集積し、結晶的構造体を作るには「液体薄膜」という作業空間がすぐれていること、この発見がプロジェクト最大のメッセージです。

報告書

(1件)
  • 1995 終了報告書 ( PDF )

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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