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広橋細胞形象プロジェクト

研究課題

戦略的な研究開発の推進 戦略的創造研究推進事業 ERATO

体系的番号 JPMJER9303
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJER9303

研究代表者

広橋 説雄  国立がんセンター, 研究所, 副所長

研究期間 (年度) 1993 – 1998
概要細胞のとる形態には細胞の増殖と分化を制御し、その構成する多細胞社会である組織の構築と維持に関わる豊富な情報が凝縮されています。本プロジェクトは、細胞のとる形態を細胞の機能と多細胞社会の秩序を総合的に表現するものと捉え、これに関わる遺伝子や機能分子の探索および機能の解明を進め、さらに研究を効率よく進めるために新しい実験技術や細胞の三次元観察法の探索と開発を行いました。研究では、CT 技術を光学顕微鏡に応用した生きた細胞の三次元観察法の開発、細胞の形態情報に基づいて形態に関わる遺伝子探索が効率よくできる実験技術の開発、組織構築に重要な細胞間接着分子の新規遺伝子の同定や動態の解析、癌の転移性に深く関わる培養系での癌組織の再構築モデルの確立や遺伝子の単離などの成果が得られました。これらの成果は分子病理学と呼べる新たな学問分野の発展に大いに貢献するものと期待されます。

報告書

(2件)
  • 1998 事後評価書 ( PDF )   終了報告書 ( PDF )

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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