1. 前のページに戻る

関口細胞外環境プロジェクト

研究課題

戦略的な研究開発の推進 戦略的創造研究推進事業 ERATO

体系的番号 JPMJER0004
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJER0004

研究代表者

関口 清俊  大阪大学, 蛋白質研究所蛋白質化学構造研究部門, 教授

研究期間 (年度) 2000 – 2005
概要私たちの身体を構成する細胞は、周囲の細胞外マトリックスと呼ばれる構造物との相互作用を通じて、その運命や挙動を決めています。本プロジェクトでは、細胞ごとに最適化された細胞外マトリックスの分子的実体を解明し、それを生体外で再構築するための基盤づくりを目指しました。その結果、トランスリプトーム情報を活用して細胞外マトリックス蛋白質を網羅的に探索する方法を初めて確立し、40を超える新規細胞外マトリックス蛋白質を同定しました。また、細胞外マトリックスの中核となる基底膜に着目し、ほぼすべての基底膜蛋白質の生体内局在部位を網羅的に解析して、その結果が高解像度の免疫組織染色画像のまま閲覧できる世界初のデータベースを構築しました。さらに、細胞外マトリックスを構成する蛋白質の総体を表す ”マトリオーム”と概念を提唱し、細胞外環境設計に基づく新しい細胞制御研究の領域を開拓しました。

報告書

(3件)
  • 2005 中間評価書 ( PDF )   事後評価書 ( PDF )   終了報告書 ( PDF )

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

サービス概要 よくある質問 利用規約

Powered by NII jst