体系的番号 |
JPMJER0003 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJER0003 |
研究代表者 |
小池 康博 慶應義塾大学, 理工学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2000 – 2005
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概要 | 「フォトニクスポリマー」とは、ポリマー物質学と光学を融合することにより生まれた新しい光機能性ポリマーのことを言う。光の偏波またはフォトンが、高分子の鎖やその集合体、高次構造、更に巨大な不均一構造とどのような関わりを有するかをその起源まで遡って検討することにより、既存の概念では予測し得なかった新機能を創出し、それらの基礎研究を基に、光通信等のフォトニクス分野において、新しいシステムを構築しうるフォトニクスポリマーを提案し、実証している。家庭内にギガビット超の高速通信をもたらすGI型プラスチック光ファイバ、及び高精細ディスプレイ材料に大きな変革をもたらすゼロ複屈折性ポリマー並びに光散乱ポリマー導光体等が実用段階にまで至っており、更に高精細・大画面ディスプレイに直接超高速GI型プラスチック光ファイバが繋がれた”Fiber To The Display”システムの実現へ向けた研究を進めている。
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