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細胞の形態形成を決定する分子機構の研究

研究課題

戦略的な研究開発の推進 戦略的創造研究推進事業 さきがけ

体系的番号 JPMJPR9742
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJPR9742

研究代表者

大矢 禎一  東京大学, 大学院理学系研究科, 助教授

研究期間 (年度) 1997 – 2000
概要細胞の形態は、細胞骨格の空間的配置に加えて、菌類や植物では細胞壁の合成パターンによって決定されています。出芽酵母の低分子量GTPaseであるRho1pは、細胞壁の主要な構成成分である1、3-ベータ-グルカンを合成する酵素の制御サブユニットとして働き、しかも他の二つのターゲット蛋白質の調節を介してアクチン繊維の動態制御に関与しています。また、カルシウム結合蛋白質カルモデュリンは細胞の形態形成の様々なステップに関与しています。そこで本研究では、カルモデュリンやRho1pなどの多機能分子スイッチによる細胞形態の制御機構と、多機能分子スイッチへのシグナル伝達機構の観点から細胞の形態形成という複雑な生命現象を解明することを目指します。
研究領域素過程と連携

報告書

(1件)
  • 2000 終了報告書 ( PDF )

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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