体系的番号 |
JPMJPR9733 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJPR9733 |
研究代表者 |
鹿野田 一司 東京大学, 大学院工学系研究科, 助教授
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研究期間 (年度) |
1997 – 2000
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概要 | 有機分子のπ電子から構成される分子性伝導体は、金属相、超伝導相、絶縁体相等の多様な状態が知られています。絶縁相一つをとっても、モット絶縁相、密度波絶縁相、ウィグナー結晶相と言った多彩な電荷/スピン秩序があります。この研究では物質を構成する分子を類似な置換基や同位元素で置換したり、あるいは圧力を印加したりすることで、π電子の舞台となる分子の配列構造を制御します。そして、その電子状態を核磁気共鳴等の物理的手法を用いて調べることにより、様々な電子相を決めるメカニズムを明らかにすることを目指します。
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研究領域 | 状態と変革 |