磁気・電気分極が共存する複合分極金属錯体の創製と新機能
体系的番号 |
JPMJPR02N1 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJPR02N1 |
研究代表者 |
大越 慎一 東京大学, 先端科学技術研究センター, 講師
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研究期間 (年度) |
2002 – 2005
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概要 | 本研究では、結晶構造や次元性を自由に設計できる優れた特性を持つ金属錯体を用いて、磁気双極子と電気双極子の相互作用から出現する新たな物性を求めた研究を展開します。磁気双極子は常磁性金属イオンを用い、電気双極子は結晶構造の非反転対称性やキラリティーを制御することにより導入をはかります。このような複合分極金属錯体は、新規な強磁性や強誘電特性に加えて、磁場、電場および電磁波などに対して特異な非線形応答を発現する可能性が予想されます。
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研究領域 | 秩序と物性 |