光・電波境界領域における高機能・低消費電力量子カスケードレーザーの開発
体系的番号 |
JPMJPR0392 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJPR0392 |
研究代表者 |
大谷 啓太 東北大学, 電気通信研究所, 助手
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研究期間 (年度) |
2003 – 2006
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概要 | 量子カスケードレーザーは、赤外域の広い範囲で発振波長を制御できることや活性領域内でキャリアをリサイクリングすることによって光・電波境界領域のテラヘルツ帯においても高出力レーザー発振が可能であることから、次世代の光通信だけでなく、大気汚染ガスなどの小型高感度センサーや医療・生体情報計測用光源としての応用が期待されています。本研究では新たな組成の狭ギャップ半導体量子カスケードレーザーを開発します。現在の性能を制限している物理要因を解明してそれらをどのように制御すれば新しい機能を発現させ高性能化につながるのかを明らかにし、高機能・低消費電力長波長半導体レーザーの実用化を目指します。
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研究領域 | ナノと物性 |