植物における染色体機能要素の分子的解析と人工染色体の構築
体系的番号 |
JPMJCR00S7 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJCR00S7 |
研究代表者 |
村田 稔 岡山大学, 資源生物科学研究所, 教授
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研究期間 (年度) |
2000 – 2005
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概要 | 植物の染色体は、3つの機能要素(セントロメア、テロメア、複製起点)によって維持されています。この研究では、最も重要な機能要素、セントロメアについて、そのDNA構造と局在タンパク質を解析しました。その結果、DNAの構成は全く異なっているにもかかわらず、酵母やヒトのセントロメアタンパク質に相同なものが、植物にも多種存在することが明らかとなりました。また、シロイヌナズナにおいては、セントロメアのDNAサイズが短い数種のミニ染色体を創出することに成功しました。これらは、将来、“植物人工染色体”の基礎材料となると考えられます。
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研究領域 | 植物の機能と制御 |