体系的番号 |
JPMJCR01S1 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJCR01S1 |
研究代表者 |
岡田 清孝 京都大学, 大学院理学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2001 – 2006
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概要 | 植物の主要器官である葉の形成過程について詳細な解析を行い、葉の表(向軸側)と裏(背軸側)の区別や左右の対称性など側生器官の基本的な構造を決定するシグナル機構について制御遺伝子を同定し、その働きを明らかにした。また、気孔形成過程や表皮のクチクラ層の分化過程を制御する新たな細胞間シグナル機構を調べ、制御遺伝子を同定した。さらに、受精時に雌配偶体から雄配偶体(花粉管)を誘引するシグナル分子を同定し、機能を解析した。また、茎頂分裂組織におけるペプチドリガンドの網羅的解析と植物体内における物質移動の様相を観察するバイオイメージング系の開発を行った。これらの成果は、植物形態と機能をより効率的で安全に変える人工的な制御方法開発の基盤になると期待される。
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研究領域 | 植物の機能と制御 |