体系的番号 |
JPMJCR00R7 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJCR00R7 |
研究代表者 |
松本 邦弘 名古屋大学, 大学院理学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2000 – 2005
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概要 | 発生過程におけるMAPキナーゼカスケードを中心とした細胞運命、細胞極性、形態形成の制御機構の解明を 第1の目的とし、発生・分化を規定するシグナル伝達ネットワークの解明を目指した。その結果、Wnt5A がCa2+→CaMKII→TAK1→ HIPK2→NLK経路を活性化し、この経路がWnt1等の標準的Wntシグナルを負に制御することを見出した。さらに、皮膚特異的TAK1の欠損マウス を作成した結果、TAK1の欠損によって皮膚ケラチノサイトの細胞死が引き起こされることが明らかとなり、TAK1が哺乳動物の皮膚表皮の細胞生存に必須 の働きをしていることを示した。
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研究領域 | 生物の発生・分化・再生 |