単一細胞レベルのパターン形成:細胞極性の制御機構の解明
体系的番号 |
JPMJCR00R1 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJCR00R1 |
研究代表者 |
上村 匡 京都大学, ウィルス研究所, 教授
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研究期間 (年度) |
2000 – 2005
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概要 | 個々の細胞は、個体の正常な活動に必要な機能を遂行するために、それぞれの使命に応じた非対称的なパターン/極性を発達させます。この研究では、神経突起のパターン形成や上皮細胞の極性化に注目して、それらの細胞が組織内における自分の位置と向きを解読し、細胞骨格を再編成させて極性を顕在化させる仕組みを明らかにしました。またその仕組みを支える新しい細胞認識分子や酵素を発見しました。この研究の成果は、細胞極性の発達不全が原因で起きる、遺伝病の発見につながることが期待できます。
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研究領域 | 生物の発生・分化・再生 |