研究代表者 |
飯島 澄男 日本電気株式会社, 研究開発グループ, 主席研究員
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研究期間 (年度) |
1997 – 2002
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概要 | 本プロジェクトでは、アーク放電法やレーザー蒸発法を駆使し、ナノチューブ状物質の生成機構と生成方法の解明、生成物質の物理的また化学的修飾法の探索、生成物や他の物質との複合物質を原子レベルで評価する新技術の展開を目指しました。フランス側にはカーボンナノチューブの物性評価を行うという体制を築き、研究員の相互派遣を行いながら共同研究を推進しました。 カーボンナノチューブの魅力は基礎科学から平面表示装置、トランジスタ、燃料電池など次世代産業応用まで広範囲に渡っており、それらの研究が世界的規模で盛んに行われていることから、本プロジェクトで得られた研究成果は、ナノチューブ状材料研究のさらなる発展の礎になることが期待されます。
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