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「オーダメイド」複合表面改質によるドライプレス金型の研究開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

鈴木 秀人  茨城大学, 工学部, 教授

研究期間 (年度) 2006
概要一般にプレス金型には潤滑油が塗布されているが,オイルを使用することへの地球環境問題の懸念や,オイルミスト飛散による作業環境の悪化,またオイル使用の生産コスト高を背景に,潤滑油を使用しないドライプレス加工技術の開発ニーズが高まっている.このような背景の下,本研究ではオーダメイド複合表面改質により,潤滑油を使用しないオイルレスプレス金型の実現を目的とする.そのため特に,ダイヤモンドライクカーボン(DLC)皮膜や二硫化モリブデン(MoS2)皮膜などの「ナノ」コーティングと,プラズマ窒化・浸炭や多孔質化など基材の「メゾ」構造制御を巧みに複合化させた「オーダメイド」複合表面改質の研究開発に焦点を絞る.これにより,人と地球に優しい無潤滑油の「ドライ」プレス加工技術を開発し,オイルミスト完全防止によるクリーンな安心・安全な作業環境と生産性の飛躍的な高効率化を実現する.

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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