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静電容量検出型電気式ボイド率計の実用化

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

高瀬 和之  日本原子力研究開発機構, 原子力基礎工学部門核工学・炉工学ユニット機構論的熱設計手法開発G, グループリーダー

研究期間 (年度) 2006
概要日本原子力研究開発機構(茨城県東海村)では、次世代型軽水炉の炉心を流れる冷却材の液相と気相の割合(ボイド率と呼ばれている)を高精度で計測することを目的として、静電容量検出型電気式ボイド率計を考案した。次世代型軽水炉の炉心では、70%以上が蒸気である水-蒸気二相流が1mm 程度の燃料棒間ギャップを流れるため、このような高ボイド率で極端に狭い体系に適用可能なボイド率計が従来は存在しなかったためである。本研究では、原子炉計測用として考案した静電容量検出型電気式ボイド率計の技術を、工業的に広範囲に見られる二相流機器(熱交換器、伝熱管、冷却配管、化学プラント、ヒートポンプ、エネルギー輸送配管等)のボイド率計測センサーとして実用化し、市販化に目途をつける。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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