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ヤーコン搾り粕からの高効率D-乳酸生成方法とこの応用

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

粕谷 健一  群馬大学, 工学部生物化学工学科, 助教授

研究期間 (年度) 2006
概要代表的な生分解プラスチックスとして知られているポリ乳酸の原料となる乳酸のうち、光学的純度が高いD-乳酸を生成する乳酸菌のスクリーニング技術および、L-乳酸に一定割合でD-乳酸を加えたポリ乳酸の耐熱温度が約40°C上昇するという知見をシーズとして、従来のポリ乳酸と比較して耐熱性に優れ、価格も安くなる材料を開発し、実用化の基礎を固める研究を行う。さらに、乳酸発酵に供する原料として、最近群馬県内で栽培が増加しているヤーコンの搾り粕を用いることで、廃棄物の有効活用を図る。原料代を安く抑えることが可能なので、最終製品の価格を安くすることができる。再生可能資源を原料とするので、地球温暖化ガスの排出量を低減しゼロエミッションシステムを志向している。国内や世界に波及効果をもたらす研究課題であると確信している。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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