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樹状細胞機能制御を利用した新しい難病治療法の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

的崎 尚  群馬大学, 生体調節研究所, 教授

研究期間 (年度) 2006
概要SHPS-1 は、研究代表者が独自に見出した細胞膜分子である。すでに、研究代表者はSHPS-1 が免疫応答の要である樹状細胞に強く発現し、T、B 細胞に発現する細胞膜分子であるCD47 と相互作用して細胞-細胞間のシグナルを伝達し、樹状細胞による免疫制御に必須であることを明らかにしている。さらに、研究代表者はCD47 の部分ペプチドおよび抗SHPS-1 モノクローナル抗体を用いて、マクロファージや樹状細胞などの機能制御が可能であることを示し特許を取得している。そこで、本申請試験では、抗SHPS-1 モノクローナル抗体を利用して樹状細胞の応答を特異的に制御する方法を確立し、関節リウマチをはじめとする自己免疫疾患の治療法への実用化を目指す。本研究の成果は、樹状細胞を標的とした全く新たな難治性疾患の治療法開発へつながることが期待される。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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