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高熱流速マイクロプラズマを用いた有害ナノ粒子除去技術の開発と応用

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

関口 和彦  埼玉大学, 大学院理工学研究科, 助手

研究期間 (年度) 2006
概要粒径が100 nm 以下の超微小粒子(ナノ粒子)は、ディーゼル排気除去フィルター(DPF)でも処理できないことからディーゼル排気中に大量に含まれ、その高い有害性も指摘されている。また、ナノテクノロジー材料としての開発や廃棄の段階でも発塵するものであり、健康リスクの観点からも可搬的に設置可能でかつ高効率に気相ナノ粒子を分解除去できる技術開発が望まれている。そこで、本研究では、局所的に熱出力を高められる高熱流速マイクロプラズマ技術を応用し、ナノ粒子の完全分解処理が可能な可搬型のナノ粒子除去装置の開発を行う。その際、ナノ粒子のみを常温常圧下で選択的に分級捕集できる新規技術(PCT/JP2006/305205)を用い、ナノ粒子の分解特性を除去率のみ成らず組成成分の観点からも明らかにし、DPF 後段への設置可能性など、健康リスクを考慮した実用化の可能性を検討する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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