モルヒネを凌駕する新規オピオイド鎮痛薬とオピオイド拮抗薬の創製
研究代表者 |
高山 廣光 千葉大学, 大学院薬学研究院, 教授
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研究期間 (年度) |
2006
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概要 | モルヒネはガン患者の痛みを抑えるために臨床的に頻繁に用いられているが、麻薬性や耐性獲得などの副作用に加え、便秘を伴うといった難点を有している。本試験研究では、モルヒネを超える鎮痛作用を発現することが明らかとなった新規物質(植物アルカロイド誘導体)をリードとした各種誘導体調製を実施し、バイオアベイラビリティーが高い鎮痛薬を創製するとともに、さらに便秘などのオピオイド鎮痛薬の副作用を軽減するための実用的な薬物の開発を目指す。
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