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包括的プロテオーム・ペプチドーム解析による新規腫瘍マーカーの探索と診断用バイオチップの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

野村 文夫  千葉大学, 大学院医学研究院

研究期間 (年度) 2005
概要癌の早期発見に有用な腫瘍マーカーの検索および分子標的治療薬の開発にあたっては、遺伝子レベルの解析では困難であり、癌細胞や組織を用いたプロテオーム解析が重要である。我々は、消化器癌をはじめ種々の悪性腫瘍の患者血清、尿および手術標本から抽出した蛋白質を用いて、最近開発されたSELDI-MOF-MS法および蛍光標識二次元ディファレンス電気泳動法を用いた独自のプロテオーム解析を行うことにより、疾患特異的蛋白質・ペプチドマーカーあるいは腫瘍特異的翻訳後修飾を多数見出している。これらの成果を診療あるいは健診の場で役立てるためには、新たに見出された新規疾患マーカーを包括的にスクリーニングする診断用バイオチップの開発が不可欠である。本研究は上記手法により新たな疾患マーカーの探索を行うと同時に、平行して診断用バイオチップの試作を産学共同で達成する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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