カルボキシメチル化ポリヒスチジンを用いた精密非線型医薬放出システムの創製
研究代表者 |
朝山 章一郎 首都大学東京, 大学院都市環境科学研究科, 研究員
|
研究期間 (年度) |
2006
|
概要 | 地球上に20億年も保存されてきた20種類のアミノ酸を化学修飾により改変し、新規機能性生体高分子を創製する。本応募課題では、ポリヒスチジンをカルボキシメチル化することにより、生理pHでの親水化を図る。得られたカルボキシメチル化ポリヒスチジンと医薬との複合体を形成させ、患部の局所pH低下を精密に認識する非線型医薬放出システムを確立する。具体的には、?新規pH応答性生体高分子の合成、?生体高分子と医薬との複合体形成能評価、?複合体活性評価に基づく医薬放出システムとしての構造最適化、を期間内に段階的に遂行する。
|