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マイクロビーズチップを用いた極微量RNAの分離技術の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

田中 剛  東京農工大学, 大学院共生科学技術研究院, 講師

研究期間 (年度) 2006
概要ピペットチップの先端にアフィニティービーズを充填した”マイクロビーズチップ”を作製し、ピペッティング操作のみでRNA を迅速に抽出できる新規RNA 分離技術の開発を行う。本申請の新規性はピペッティングによりRNA を精製することで、従来行われていた有機溶媒、アルカリ、熱処理を必要としない抽出プロセスを実現することにある。またグラフト重合などによりナノレベルで部位特異的にビーズを集積化する“マイクロビーズチップ創製技術”の研究開発は独創的といえる。このマイクロビーズチップ作製プロセスは量産に適しており、コストパフォーマンスにも優れることから従来技術に代わるRNA 抽出キットとしての利用性が期待される。本研究では高精製が困難とされてきた全血サンプルを対象とし、1 μl の全血からの極微量RNA の抽出を検証する。また、全精製工程を10 分以内に完了するプロトコール確立を行う。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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