微生物変換によるエリスロアスコルビン酸生産の技術開発
研究代表者 |
蓮見 惠司 東京農工大学, 大学院共生科学技術研究院, 教授
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研究期間 (年度) |
2006
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概要 | ビタミンC (アスコルビン酸)の誘導体であるエリスロアスコルビン酸(EAA)は、ビタミンC と同様な抗酸化機能をもつが、より安定であり優れた化粧品素材となり得る。EAA は化学合成や遺伝子組換え微生物により生産できるが、効率が悪く実用化に至っていない。申請者らは、ビタミンC を極めて効率的にEAA に変換する微生物を発見した。本試験研究では、この微生物変換技術の実用化を目的として、固定化菌体リアクターを用いた変換プロセスおよび効率的なEAA 精製プロセスの開発を行い、試験製造により得られる標品の機能を評価する。
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