微細藻類を利用した直接光合成/代謝型マイクロバイオ燃料電池の開発
研究代表者 |
古川 勇二 東京農工大学, 大学院技術経営研究科
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研究期間 (年度) |
2005
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概要 | 本研究では、微細藻類の一種であるシアノバクテリアが光合成と代謝中に細胞内に電子を発生する事実に立脚し、細胞から電子を直接取り出すマイクロバイオ燃料電池を開発する。これまでに導電性でバクテリア親和性が高く、かつ化学的安定性の高い電極材料を見出し、第一次プロトタイプにて発電原理の確認を行った(右図)。この実用化を図るため、本研究では100~200μW出力で腕時計駆動用程度に実用できる第二次プロトタイプを試作する。
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