高輝度・高耐久性を有する有機発光材料作成プロセスの開発と応用

研究課題

研究代表者	上野智雄東京農工大学, 大学院技術経営研究科
研究期間 (年度)	2005
概要	本応募課題は、高い発光輝度とともに、優れた長期信頼性(耐久性)を有する有機発光材料の作成プロセスを構築することを目的とする。すなわち、携帯電話やPDA等の表示素子において、鮮やかでかつ高輝度のディスプレイが実現できる。具体的には、代表的低分子有機発光材料であるAlq3分子が、真空蒸着による成膜過程で分解反応を起こしてしまうという我々の予備的な実験事実を踏まえ、成膜過程、および成膜後処理によるAlq3分子の再結合を促し、発光輝度の向上とともに長期信頼性に優れた有機発光層作成プロセスを構築しようとするものである。