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高性能ゲル構造ER流体の製造技術開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

柿沼 康弘  慶應義塾大学, 理工学部, 助手

研究期間 (年度) 2006
概要微少量サンプルによるバイオチップをマイクロ切削加工において製造しようとする技術が注目されている.マイクロ切削加工において,工作物を低歪みで固定することや加工物表面のアライメントを調整することは手間と時間を要するのが現状であり,解決すべき問題の一つに挙げられている.本研究では,印加電界により表面の摩擦特性が変化し,更に電界方向に微小収縮が生じるゲル構造ER 流体(以後,ERG)を世界で初めて開発し,これを用いてアライメント調整機構を持つ低歪み固定デバイスを開発することを最終目的としている.これまで開発に成功したERG は所望の性能を得るために,1kV 程度の高電圧を要するが,実用的には100V 以下の低電圧で十分な効果が得られることが望まれる.そこで,本研究では低電圧で安定した効果を示す高性能ERG の実現を目指す.

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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